2010年 11月 21日
ドル円 今後の相場の見通し |
上図はドル円の週足です
2007年からの下落相場は
推進波と修正波が割合規則正しく波を打っているのが分かります。
そして今年5月から続いている下落トレンドは
80円台前半で一旦底を打ち、83円後半まで戻りましたが
これで推進波の底を打ったのか?が焦点となってきます。
下図はドル円日足のチャートです
現在の推進波は
5月につけた高値95.00円が、頂点になっているのははっきりしています
そしていきなり5月6日に一気に88.20円まで急落をしました
戻りも早く93.60円まで戻した後、その後はゆっくり80円前半まで下落をしました。
1波があまりにも超急落になった為に
3波はゆっくり下落をしていったと見ていいと思います
3波は1波の2倍の値幅で反転しています。
そして今後が大事なのですが
現在の83円台後半までの上昇は、上図から見ても
4波の調整波になる確立が高く、2波が急勾配になった為
4波は横ばいの調整になりますので(前記事を参照)
しばらくレンジ相場の確立が高いと見ています。
4波の考えられる1番候補がトライアングル型で、今後その様になると仮定しましたら
赤丸はトライアングルのA点は、何処になるかを注目をすれば
その後の展開がおおまかに見えてきます。
ひょっとすると83.78円が95.00~82.20円のフィボナッチ23.6%戻しですので
4波天井の可能性もあります。
このように拡大型トライアングルでない限り(稀に出てきますので注意)
現在はA点の見極めの段階で
上に戻った所は売ってみてもいいのではと思われます。
そしてロングで掴まっている方がおられましたら
今は最後の逃げ場になるかもしれませんので、撤退も考慮してみてはどうでしょう。
こうした事から4波調整に入ったなら
ここ数日はレンジ相場になると思われますので
トライアングルになればA~Eの往復を行ったり来たり
またダブルスリーになるとしても
基本は戻り売りで、おそらく5波下落トレンドへ移るのは
大まかに見て年末~年始辺りになるのではと推測されます。
この分析が正しければ、今年5月からの95.00円からの下落トレンドの終点は
およそ70円台前半になる(延長があるかもしれません)と見ていますので
チャンスをものにしたいですね。
by fx9200
| 2010-11-21 08:55
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