2011年 06月 27日
ドルスイ ボトムは間近か |
図1
ドルスイ又はドルインデックスはドル全体の行方を分析するのに
使われていますが、今回はドルスイ相場を参考に分析してみる事にします。
相場がそろそろ反転するシグナルとして
有効なツールの一つMACDがあります。
MACDが相場と逆行方向を示せば、そろそろ反転するシグナルなのですが
時間足ならまだいいですが、特に日足・週足・月足でこれを鵜呑みにすると
ダイバージェンスが出てるのにもかかわらず
逆に順方向へ行ってしまう事がありますので注意してください。
ダイバー後そのまま反転する場合もありますが
もう一度MACDは相場と同調して最後のボトム(又はトップ)をつけに来ます。
これが本当の大底となるケースが多く、メイン相場は反転します。
図1はドルスイ月足です。
2008年4月からの相場ではダイバーが出ていて
確かに一時は上昇していますが、0を超える事が出来ず再び下落しています。
MACDもそれに合わせて下に同調をして、これが大底になる可能性が高く
いよいよドルの反旗があるのではという根拠です。
月足では細かい動きが分からないので、更に日足を見る事にします。
図2
図2はドルスイ日足です。
すでにウェッジの5波目を付けたか
もう一下げがあるならウェッジラインに届かないか、突き抜けるか辺りの
0.8000~0.8100台か0.8000割れ辺りが、大底の可能性が高いと見ています。
ろうそくが最後は大きく燃え尽きて消えていく様に
ドルスイが大きく下落していく場面があるかも知れませんが
これについていくのは危険と思いますので注意してください。
このように近日にもドルスイの底打ちの可能性により
ドル全体の上昇、及びユーロドルの下落トレンドの始まりを
示していると見られますので、トレードのご参考になれば幸いです。
ドルインデックスの週足52・100・200SMAでは現在3本クロスしています
どちらかに大きく動く初動のシグナルですので
今週から相場に注目したいですね。
by fx9200
| 2011-06-27 07:39
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