2012年 06月 10日
ドルスイ 方向はブルトレンド |
昨年か今年始めに、ロングはドル円よりもこちらの方がリスクが少ないと
掲載した記憶があるのですが、結果的には調整を入れながら上昇しました
波動的にも昨年8月の0.7070が大底と見ていいでしょう。
昨年9月にSNBの為替介入がありましたが、タイミングが実に見事で
波動面も考慮に入れ、巧妙に計算された介入ではと思っています。
ユーロスイスでは1.200前後でもみあっていますが
下落したとしてもおそらく限定的で
昨年の安値1.0070を下回る事は、確立的には低いでしょう。
上図はドルスイ日足です。
短期波動では、現在4波調整波の途中ではと見ています
トライアングル・フラット・ダブルスリーのいづれかになる可能性があり
この場合赤丸で示した、0.9370前後までの押しの可能性が考えられ
短期3波が途中なら、十字をつけた6月7日の0.9520が副次的な調整であり
ここがボトムの可能性もありえますので
今週から来週の相場を注視したいですね。
中長期では依然ブルドレンドを示しており
適度に調整を入れながら、長期ではいづれパリティを超えると見ています。
PS
時々本屋さんへ行く事があるのですが、実にたくさんのFXの本が売られています
その中に各通貨ペアの特徴を書いた本があったのですが
それがほとんどクロス円の通貨ペアで、こんな事を見て意味があるのか
疑問に思ってしまいます。
世界の基軸通貨はドルであり、ドルストレート通貨ペアなら
解からなくもないが、それでも特徴なんて日々変化するものであって
これでは初心者の方に誤解をあえてしまいます。
世界の各経済指標を書いた書物でも、経済関係には知識がついても
トレードには関係なく、発表された数字でどう動くかなんて誰にもわからない。
それに経済指標で一時的に逆には振れても
トレンドが変わった事なんて、一度も見たことがありません。
「トレードはチャートと対話をする事」だと
これからもこれを格言にして行く方針です。堅苦しく考えずにね・・
by fx9200
| 2012-06-10 21:07
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