
図1
あけましておめでとうございます。
今年は外国為替相場が荒れる一年になりそうな予感がするのですが
本年も乗り切って、利益を確保したいですね
どうぞよろしくお願いします。
さっそくですが、今年のドル円相場の検証です
以前にも記事を掲載しましたが、若干変更していますが
大きな変更はありません。
図1は月足です、ご覧のように超長期に及ぶ円高相場は
現在は5波目に突入しており
推進波の波動も終わりに向かっている事が分かります。
現在特に今年はこれが、何処で大底を付けて反転するのか
見極める段階に来ていると見ていいでしょう。
通常、推進波の3波は延長しやすく大きくトレンドを作ります
5波は3波ほど強いトレンドを作れず、3波が延長や大きな値幅を作れば
4波のリバースを間に挟み、5波は1波とほぼ同値になるのが通常です。
ただし5波は1波の0.768や0.786倍になることがありますが
その場合は3波が異常に長くなった場合で、ドル円の月足の場合は
1波と同値になるのではと見ていいと思います。
今回は細かい説明は省略しますが
注意してほしいのが5波も延長しますので、
必ず1波と同値になるとは限りませんので、その点頭に入れておいてください。
月足なので誤差が大きく、おおよその見当しか付きませんが
週足でもう少し細かく見てみましょう
図2は週足です、ウェッジラインとフィボナッチをあてています(下図)。

図2
5波の基点は2007年6月の124.20を頂点に
ベアトレンド(推進波)を作っていると見ています。
途中のカウントは省略していますが
この推進波は、4波のリバース(フラット)を作り
現在5波目に入っている段階で
その基点は図2の通り、2009年4月の101.40円と見ています。
上図のピンクのラインはウェッジの考え方で
この可能性が高く、もしもこれが正しいのなら
現在は5波目でターゲットは69円前後になるのではという見方です。
ただし現在は推進波3波で69円前後から・又は下落途中で反発をして4波を作り
もう一段下げるというシナリオも、否定出来ませんので注意してください。
まとめると長期のドル円の下落相場は、月足・週足共に終わりに近づいており
今年で長期のボトムをつける可能性が高く
ターゲットは約68~69円台だが、週足で推進波4波のリバース後
5波を作るとなればもう一段下げる可能性も否定は出来ない。
この場合5波失敗でダブルボトムになる可能性もある。
ユーロドル
今年の相場と今後の展開は改めて掲載予定ですが
週足では現在はリーディングウェッジの5波目の考え方に変更はありません。
私はこの長期ユーロ安相場は、最低でも3~4年は続くと見ています
ではウェッジ後、相場はどうなるのかという事ですが
リーディングウェッジ後のその実例が、他の通貨ペアでいい例があります。
やはり教科書通りの動きをしており
まるまるこれを鵜呑みには出来ませんが、今後の手ががりにはなりますので
気づいておられる方もいるかも知れませんが
いづれ紹介したいと思っています。
本年もよろしくです。